FIFA19というサッカーゲームがある。
このサッカーゲームには、カードゲームがプラスされたようなモードがある。
選手カードを集めて、自分のチームを作り対戦を行うのだ。
プレイすればするほど報酬を貰え、選手カードが集まる。
試合をこなして選手カードや、コインを集める必要がある。
強いチームを作るためには、FIFAに多大な時間を費やさなければいけない。
しかし、現実的には難しい。
社会人にとってゲームのできる時間は限られている。
僕には、そんなゲームをする時間がない。
でも、強い選手が欲しい。
そこで、このゲームはそんな忙しい人たちのために課金と言う名の救済措置をとってくれている。
EA(開発会社)「お金払ってくれたら選手カード入ったパック売るよ~^^」
現実マネーを支払うことにより、FIFA内で使えるポイントと交換できる。
そのポイントを使い、選手の入ったパックを引くことができるのである。
ぼくは、これに頼った。
4万円程入れた。
課金の力を借り、腕前は下手くそなのにチームだけはトップレベル。
不可思議な現象を起こした。
あのワールドクラスで活躍するメッシやスアレスが超絶下手くそなのである。
超絶下手なのに、選手の力に頼って、ごり押しで理不尽ゴールを決めまくる。
無課金で地道にやっているチームにとっては、腹立たしいこと間違いなし。
しかし、そんなことは気にしない。
おれは勝ちたいのだ。(大人げない)
ゲームはストレス解消のため。
ストレス解消のゲームで、ストレスを溜めたら本末転倒。
勝ってなんぼ。
勝って優越感に浸りたい。
勝つためには、金を使ってでも勝つ。
それが、おれの生きざまや!!(大人げない)
ちなみに、このゲームは、腕前をレートという数字で表している。
そのレートを基準に、同じ腕前レベル同士でマッチングするようにできている。
そんなわけで。
いつものように僕は、ゲームのマッチング機能を使い、どこぞの誰かも知らない相手とオンライン上でサッカーゲームの対戦をしていた。
何度も言うが、おれは下手くそ。
おれも下手くそだが、おれと同じレベルでマッチングしてるから相手も下手くそ。
下手くそ同士で、接戦が繰り広げられた。
下手くそなオレはゲームしながら焦っている。
「うわー、そこにパスじゃねーよ。」
「今のタックルで何で相手ころばねーんだよ。」
操作もおぼつかず、常に焦りながらプレイをする。
相手の方はと言うと、相手は・・・
同じく物凄く焦っていた。
流石、同じレベル同士。
せわしない。お互い焦りすぎ。
はたから見れば、くそダサい試合だったのは間違いない。
そして、おれはその相手に3-2で逆転負けされてしまった。
ふー、負けたけど面白かったな。
相手さん、弱いチームながらグッジョブ。
検討を讃えよう。
よし。まんぞく、まんぞく。
今日は、もう時間だから辞めよう。
と思って、ゲームを辞めようと思った時にメッセージが入ってきた。
先ほど対戦したお相手さんからである。
そのメッセージ内容は、
「おつかれさまでした~、接戦のイイ試合でしたね。対戦ありがとうございました。」
と入っているわけもなく、
「そんな強い選手が居ながら負けるなんて恥ずかしくないですか(^ム^)??いいですね、下手でもゲームに助けてもらってw」
と入っていた。
('Д')
('Д')
か、か、かっけー。('Д')
思わず、シビれてしまった。
わざわざ、さっきの試合からオレのPSIDを拾ってきて、そして検索かけて丁寧にメッセージまでしてくるのである。
うっわ~、超ヒマだよぉ。このひと~
ヒマさ加減に思わずシビれてしまった。
本来ならば無視するのだが、そんなヒマな彼を讃えて返答メッセージを返してあげた。
「対戦ありがとうございました!」
とだけ。
そしたら、すぐ返信がくるじゃないか!?
「ザコなんだよw へたくそとゲームするのは時間の無駄だから、迷惑かけないでね~(^ム^)」
って返ってきた。
!?
はぁ~??
ぶっころりんこするぞ。
なんやねん、こいつ。
あのなー、オマエ時間の無駄言いながら、時間かけて丁寧にメッセしてきてるやん。
それにサッカーゲームがうまかろうが、下手だろうが、どうでも良いわ。
これで、女のコにモテるんかい?
お金が貰えるんかい?
そんなことないやん。
たかがゲームやん。
お前、どんだけゲームに命かけてんねん。
その割に下手くそって矛盾しすぎやろ。
〇ね、ぼけー。
とメッセージを返せるわけもなく、面倒くさそうだから返信するのは辞めました。
それにしても、わざわざファンメ送る奴の精神性ってどうなってんの。
性格が歪んでいるとしか考えられない。
悪口ばっか垂れて人生楽しいのかね。
ぶんぶんぶん、ザクッ。
どうやらブログに文句垂れている自分に、大きなブーメランが返ってきたようだ。
結局は、さすが同じレベル同士。
腕前も同じレベルで、民度も同じレベルときた。
実は、気が合うのかもしれない。
なんか憎しみを通り越して運命を感じてしまった。
また対戦することがあったら次は罵り合おうぜ、兄弟。
それにしても、サッカーのオンラインゲームは面白い。
熱くなる気持ちはわかる。
だけど、良い子のみんなは暴言を吐くのは辞めような。
他にもFIFAに関する記事を書いてます。
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