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キングコング西野亮廣『新世界』書評、レビュー。

キングコング西野さんの『新世界』という本を読み終えました。

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一言の感想で言えば、面白かった。



キングコング西野さんのことは、ぼくはよく知らない。

おれ、めちゃイケ世代だからね。

はねるのトびらも見てなかったし。

 

でも、すごい人気があるのは知っていた。

常にテレビに出ていたよね。

そして、何かと話題になっていた気がする。

アンチの数も凄い多い人だなと記憶している。

 

なので、ぼくは西野さんのことを本を通してしか知らない。

 

その前の、革命のファンファーレと言う本も読ませてもらった。

そちらも面白かったし、少しなりと西野さんのこともアノ本でイメージできていた。

 

本を読んで抱いた西野さんは、正直な人。

そして、自信家であり行動力がありネアカな人というイメージ。

 

読書の何が素晴らしいかって言うと、やっぱり著書との対話。

おれにとって本を読むということは、著書との対話である。

 

そして、今回の『新世界』。

西野さんの世界に触れてきました。

 

おもしろくて、あっという間に読み終えた。



内容は、これからの経済。

評価経済を中心として、物語が進められていく。

 

すごくわかりやすい。

余談だが、こういう風に、池上彰さん然り、一般人目線まで落としてわかりやすく説明できる人って天才だよね。

それくらい評価経済を噛み砕いてわかりやすく説明している。



んで、評価経済と言う話。

昔からこういう未来がくると言われていたことで、ある程度の認識はあった。

だけど、この本でそういう未来が実際にココまで来てるんだ。ということを実感した。



話は、西野さんの実体験を元に語られている。

だから、予測や観測などではなく事実。

嘘いつわり無しのストーリーが本で語られている。

実体験の内容は、実際読んでくれ。

 

ざっくりまとめると、

これからは評価経済になっていく。

信用を持っている人が有利な時代となる。

信用を集めていく生き方をしよう。と言うこと。

 

これは、youtuberに例えるとわかりやすい。

トップyoutuberは、貯金がゼロになっても平気。

お金を失うのは怖くないと言う。

だけど、登録者数を失うのは怖いと言う。

それは、自分のファンが人脈・金・情報という別の価値を生み出すことを知っているから。

 

実際トップyoutuberが、生ライブ配信すると投げ銭が止まらない。

それに、ツイッターで疑問を投稿すると、すぐ答えが返ってくる。

イベント企画したいなんて言えば、手伝う人がわんさか出てくる。

このように信用を持ってる人は、別の価値に直ぐ転換できるのだ。

 

今までは、お金を増やせる人が凄い人だと崇められていた。

そして、お金持ちが偉いと言う時代だった。

 

しかし、これからは信用や人気の時代がくるはず。

ソーシャル能力が長けている人が勝ち残っていく時代になる。

ツイッター、インスタのフォロワーが多い人。

youtubeの登録者数が多い人。

 

成功したいなら、お金の稼ぎ方を学ぶより、ソーシャル能力をあげることだ。

 

でも、西野さんはボクに本を通して説く。

ソーシャル能力?NONO.結局は信用だよ。と。

重要なのは信用。

ソーシャル能力をあげて、上辺だけの登録者数や注目度を集めても、ソレはいづれ崩壊してしまう。

そのことに関しても、この本では語られている。

 

その他にも、聞いたことはあったけど実態がわからないことなどが知れた。

オンラインサロンという活動。

よく耳にしていたけど、よく実態がわからなかった。

だが、実体験を元に語られいるので非常によく理解できた。

ありがたい。

 

この本を読むまではオンラインサロンは宗教臭いと思っていた。

だって、お金を払って活動をするんだよ?

なんか、一般的な見方をすると教祖だけが儲かるような胡散臭さがあるじゃん。

 

でも、勘違いしていた。

そこに在籍してる人たちに大きなメリットがあること。

そして、オンラインサロンの強さを知った。

 

オンラインサロン内では、さまざまな活動やコミュニティが生まれている。

まぁひとりの圧倒的なカリスマを中心にまとまる構造はそうなんだけど。

向いてるベクトルは一緒なので、たくさんの知恵や知識が集まる。

それを集合させ、爆発的なスピードで物事を創造していく。

 

政治や政党や役所仕事には、到底無理な連携とスピードだ。

このようなスタイルが政治にも生まれたら日本は変わるだろうな。

 

とにかくオンラインサロンの話も面白かった。

この詳しい内容も、実際、本を読んであなたの感性で情報や知識を手に入れて欲しい。

 

そして、西野さんが考えるアイディア。

そのサービスも具体的に語られている。

このタイトルとなっている『新世界』。

地図が店検索から、人検索へと変わる話。

そして、モノ余りの時代を解消する贈り物の話。

『レターポット』というサービス。

色々オモシロイことが書いてある。

 

レターポットにも触れておきたい。

このレターポットは、文字数が自分の価値を判断する基準となるサービス。

どういうことか。

 

例えば、ボクが劇団員で舞台をするとする。

で、最高の劇で舞台を終えた後、見てくれた人たちが文字をプレゼントしてくれる。

「ありがとう」5文字

「おもしろかった」7文字

2人の方が文字をプレゼントしてくれた。

こんな具合だ。

受け取った文字は12文字。

この12文字が自分への評価されている価値。

こうやって文字数を稼いでいく。

文字数が多いほど、知名度や人気度を判断する基準になるってことね。

 

あー、あの人はこんなに文字数があるから信用できるね。とか。

そういう感じのサービスだ。(違ったらゴメン。)

 

これは面白いアイディアだね。

と言うより、日本円を変換するこういうサービスが乱立してるよね。

VALUとか、タイムバンクとか。

 

おれは、勉強不足もあって、こういうサービスに疑問を持っている。

こういうのは日本全土を巻き込むサービスにしないと価値が出なくないか?

仮想通貨だってそう。

あんな乱高下するお金。

安心して持てないよね。

昨日100円だったジュースが明日には1万とかなってるって。

 

そう考えると、個人的にこういうサービスが浸透するには、まだまだ時間が必要とされそう。

 

 

話を戻そう。

そして、この文字数で自分への評価が判断されるということ。

結局、お金持ちが有利じゃんって思ってしまう。

お金持ちが誰かを雇って、大量の文字を自分宛にプレゼントする。

言えば、芸能人がツイッターのフォロワーを買うみたいなこと。

 

そうやって、虚像の評価も作れるのでは?

 

なかなか問題も多そうなサービスな気がする。

 

果たして、レターポットは世間に認知され、天下を取れるか。

動向を追っていきたいなと思う。

なにはともあれ、今の世の中。

面白い世界になっているのは間違いない。

 

西野さんが描く新世界は共感できることも多い。

疑問に思うようなこともある。

それ含めて、面白い。

アイディアに富んでいて、読んでいるコチラの脳内も凄く刺激される。

 

と言うことで、この本オススメ度は高い。

 

評価経済を知るうえで、この本が一番適しているのかもしれない。

それくらい、わかりやすい本だった。

西野さんと言う誰もが知っているような有名人が書かれてることによって、本の内容も凄くイメージしやすい。



今後の経済や世界の在り方が、どう変わるのかに興味がある人は必読するべき良書だ。

ぜひ、読んでみてくれ。